こんにちは。ひなた(@hinatabako)です。
先日、吉野へ桜を見に行ってきました。
その時に金峯山寺（きんぷせんじ）というお寺も見てきました。
境内の桜の景色、建物、そして期間限定で特別開帳されていた本堂のご本尊、どれもすごく良かったです。
さっそくご紹介します。
吉野の世界遺産
吉野山は山全体が世界遺産に含まれているんです。
吉野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」で登録されています。
さらに吉野山の中でいくつか建造物として世界遺産登録されているものもあります。
「吉永神社」、「吉野水分神社」、「金峰神社」、そして今回ご紹介する「金峯山寺蔵王堂」です。
引用：奈良県 吉野山観光協会
世界遺産登録されている建造物については、ぼくは行ってから知りました。
京都などに比べるとあまり知られていない印象ですよね。
これらの建造物は時間があれば歩いて回れる距離にあるので、徒歩で世界遺産の建造物をいくつも見れるのは吉野の魅力でもありますね。
金峯山寺とは
金峯山寺は吉野山のシンボルでもあり、修験道の総本山のお寺です。
吉野山のエリアだと中千本ですね。（吉野山はふもとから下千本・中千本・上千本・奥千本に分けられます。）
なので、全体から見ると中腹くらいの位置にあるお寺です。
総本山というだけあり、本堂の大きさ、境内の規模も大きく、お寺の関係者の方の人数もこれまで行ったお寺より大きな印象でした。
パンフレットの境内案内図はこんな感じ。
ちなみに行った時は、全部は同じお寺の境内とは思ってなかったです。
蔵王堂の周り一円だけかと思ってました。こう見ると本当に広いです。
年に一回の特別開帳
一年に一回、蔵王堂の特別ご開帳が１か月ほど行われています。
こちらは国宝にも指定されている仁王門の修理のための寄付を募る意味合いもあるようです。
平成３１年に大修理着工予定とのこと。
仁王門はこんな感じで工事用のシートがかぶせられた状態。
かなりの大きさです。また修理が終わって見られるのが楽しみですね。
ちなみに看板にある通り、拝観のおまけ？として、エコバッグとお守り付き！
世界遺産のお寺でこんな記載あると、親近感わきますね（笑）
ど迫力の蔵王堂！
下の画像が金峯山寺の蔵王堂です。ものすごい迫力ですよね！
今回、金峯山寺に着いたのが午後４時、拝観時間は午後４時半まででギリギリでした。
通常の入り口は片付け始めていたんですが、職員の方に聞いたら、まだ入れるとのことでしたので見ることができました。
拝観料は、大人一人１０００円！
少し高いと思いつつ、若干迷いもありつつ支払って、中へ。
修理の寄付の意味合いもあっての価格でしょうね。
蔵王堂そのものの外観もすごく立派なんですが、中のご本尊の迫力も凄かったです。
７メートルもある仏像が三体も。
大きさも、色の鮮やかさも圧巻でした！
中は撮影できませんので、ご注意を。
引用：金剛蔵王権現
その他にも蔵王堂内部の仏像も生きてるかのような表情でした。
かなり間近で見られるので余計にそう感じるのかも。
時代を大きく超えても感じるものを残した仏師の方たちはすごいですよね。
昔、修学旅行で奈良に行った時は、大仏大きいくらいにした感じませんでしたが（笑）
桜の景色も見事！
行った時は、中千本エリアは七部咲きくらいの時期でしたが、金峯山寺境内の桜はかなり満開に近かったです。
やっぱり歴史ある建築物と桜はよく合いますね。
狛犬の首巻きがホログラムのように鮮やかでした。
まとめ
駆け足気味に回った金峯山寺でしたが、かなりインパクトがありました。
境内には建造物もたくさんあり、それぞれの歴史を知るだけでもかなりのボリュームになりそうです。
事前にガイドブックを見たり、関連する本を読んでいくと受け取れるものも増えそうですね。
ぼくも実際行ってみて、吉野への興味がすごく出てきたので、いろいろ本やガイドブックを見てみようと思ってます。
ちなみに特別ご開帳の拝観をするとエコバッグとお守りももらえます。
エコバッグは拝観時に使う靴袋です。
修験道の総本山、金峯山寺のロゴ入り！
知ってる人から見たら「おお！」ってなるかも。
お守りはこちら。
吉野本当に良かったです。
他の季節、他の寺院もじっくり見てみたい。
ぜひ一度、行ってみてください。
２０１６年のご開帳実施期間は、４月１日から５月８日までですよ。
ではまた！
アクセス
・ロープウエイ吉野山駅下車 徒歩約１０分
（近鉄吉野駅から徒歩３分のロープウエイ吉野口駅乗車。吉野口駅から乗車時間約３分）
・住所：奈良県吉野郡吉野町吉野山2500
・TEL：0746-32-8371
・拝観料：500円（特別ご開帳時は1000円）
・拝観時間 午前8時30分〜午後4時30分（受付は午後4時まで） 年中無休
・金峯山寺ホームページ：金峯山修験本宗 総本山金峯山寺
2016年のご開帳情報です
引用：金剛蔵王権現
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