こんにちは、ひなたです。
先日、とってもいい映画を見ました。
キッカケはヒキコモリズム井上さんの記事で紹介されていたことで知りました。
ストーリーはフランス料理のシェフがレストランをクビになって、移動トラックの屋台を始めて
その移動トラックの屋台がTwitterやFacebookで拡散されて繁盛していくというお話。
主人公がレストランをクビになって働き方を変えていくんですが、働き方が変わることで家族との
関わり方も変わり、人生の過ごし方そのものが変わっていくストーリーにいろいろ考えさせられました。
「好き」を仕事に、って必ずしも幸せではない
ぼくも飲食店で働いていた経験があるのですが、自分が「好き」と思っていたことを仕事にしたら
それで楽しく働けるかというとそうでもありません。
飲食店だと皿洗いで手が荒れたり、中腰姿勢や重いものを持つことで腰痛になったり
それが原因で辞める人も多いです。
この映画の主人公はオーナーとお店の料理の方針で衝突して辞めてますが、シェフであっても
必ずしも「好き」なようだけ運営できるわけではありません。
飲食だと料理だけでなく、接客も必要ですし、自分が好きなようにやろうと思ったら店舗を持つことが
必要でした。
自分の「好き」を仕事にしたときに、したくないことや自分に合わないこともセットで付いてきて、
うまくいかない場合も多いです。
インターネットで広がる働き方の選択肢
飲食店をして成功するというと、雰囲気のいいお店を構えてガイドブックなどで評価されそれが宣伝になって
お客さんがたくさん来るイメージ。
ですが、この映画では、シェフのトラックがリアルタイムで情報発信することで初めて行く場所でもいきなり行列ができている、
なんてことになっています。
お店というと決められた場所で決められた時間営業してとなりますが、アイディア次第では自分の好きな場所で好きな時間間隔で
営業することもできます。
上の井上さんの記事でも紹介されていますが、実際に移動しながら位置情報を発信して販売するケーキ屋さんもあるそうです。
通販専門のパン屋さんや、実店舗は週1回のみ営業というお店も実際ありますよね。
ネットやSNSをうまく使うことで、自分のやりたいことや得意なことに集中して仕事をするという働き方が実現しやすい時代に
なっているということ。
仕事と家族
主人公のシェフはレストランで働いているときは、家族よりも仕事というスタンスで
何か仕事でイベントがあると家族そっちのけ、子供との約束も「いつか」でずっと先延ばしになっています。
でも、これはこのシェフだけでなく働く社会人の多くの人が見に覚えがあるはず。
映画ではシェフは働き方が変わったことで、家族との関わりも変わっていきます。
働き方の条件の一つとして、給料や仕事内容だけでなく、家族との時間をどう過ごせるかもまた大事です。
在宅がいいのか、移動しながらか、オフィスに行って働くか、その選択も自分で好きなものを選び取れる可能性って
あるんですよね。
時間を一緒に過ごすこと
一緒にいる時間が長いほど良い、というわけではないですが、一緒にいることでより関わりを深くできるのは事実。
人生というものの中では、仕事も要素の一つ。
人生全体を見たときに自分の望むバランスで日々を過ごせることはすごく大事です。
まとめ
ネットやSNSをうまく使うことで、仕事の種類だけでなく、働き方も自分に最適なものを自由にアレンジしやすい時代になっています。
家族との関わり、仕事のデザイン、たくさんの刺激をくれるいい映画でした。
すっごくオススメです。
ぜひ見てみてください。
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