【書評】勝間式食事ハック。体に良い植物ベースの食事を自動化して健康になろう

こんにちは、ひなたです。

勝間和代さんの本、「勝間式食事ハック」を読みました。

以前、勝間さんの「勝間式 超ロジカル家事」を読んだのですが、すごく実践的で良かったので、「超ロジカル家事」の「食事」版とも言える今作への期待は高まるばかり。

紙の本は品切れで、Kindle版も出ていなくて、やっと購入できました。

健康的に自炊をしつつ、かつ効率化したい人にはぜひ読んで欲しい本です。

この本に買いてあることを実践しようとすると料理を自動化できる家電の導入も必要ですが、考え方もすごく勉強になりました。

「プラントベース・ホールフード」を取り入れる

この本の中で食事の指針として提示されているのが、「プラントベース・ホールフード」というもの。

「ベジタリアン」や「ヴィーガン」と同じ意味で、食事を「植物性食品を中心に摂り」、「むやみやたらに加工しない」というもの。

「むやみやたらに加工しない」というのは、白米ではなく玄米にするなど、精製せずにより自然に近い形で体に摂り入れること。

「ベジタリアン」というと痩せすぎて不健康なイメージな方もいると思いますが、野菜だけだとどうしてもカロリーが少なくなり過ぎるので、玄米や全粒穀物をしっかり摂ることで健康的な「植物性食品中心の食生活」をつくることができるとのこと。

また、勝間さん自身は、自炊をメインにし、自炊時には「プラントベース・ホールフード」を実践しつつ、会食やお付き合いの食事では、柔軟に対応して動物性の食品を食べることもあるそうです。

自炊だけ「プラントベース・ホールフード」、外食では緩く実践するくらいがどんな人にも取り入れやすくて良いですね。

外食すると加工食品や動物性食品は避けにくいので、自炊で野菜や果物をしっかり摂ることでトータルのバランスを維持できそうです。

この本の中では、「8割がプラントベース・ホールフード」「2割が従来型の食事」くらいのバランスを提案されています。

なぜ加工食品が多いのか

なぜ手軽に手に入る食品が体に悪いのか、加工されることでどう食品に影響があり、それが体にどう影響するのかもわかりやすく解説してあり、何も考えずに食事を摂っていたら体にいい食事は少なくなるなと納得しました。

食物繊維を無くしたり、砂糖や脂肪で味付けしたり、大量に揚げたりする方が、日持ちが良くなったり、運搬しやすかったり、味として美味しく感じてしまうんですよね。

感覚だけで食べてたら、体に悪いものをやめられなくなってしまいます。完全に良いものしか食べないとまではいかなくても、自分で選択して健康を維持できる食事バランスは取りたいですね。

食事が人生の生産性を上げる

食事が食べる人の体をつくり、体調をつくります。ぼく自身も経験がありますが、体調が悪かったり食生活が乱れるとそのスパイラルから中々抜けられないんですよね。

一旦加工食品の摂取が多くなると、これは悪循環です。体の調子が悪いから加工食品を食べざるを得ないような意思決定しかできない、そしてそのように追い込まれているから、ますます食事を整える時間がなく、加工食品を摂取したり、安い外食をするという悪い繰り返しになってしまいます。

だから普段から、食事を整えベストなコンディションを維持する必要があります。

自炊を自動化するための機械に投資する

自炊の手間を省き、かつ機械化することでバラつきなく美味しく調理するために、調理家電の導入を勧めています。

ヘルシオ ホットクック

かき混ぜ機能もある、自動調理鍋。例えば、味噌汁なら材料の野菜と味噌を入れてスイッチを入れれば、その場を離れて30分後には美味しい味噌汁ができるそう。

youtubeでも動画を色々見ましたが、炊飯器感覚で調理ができる機器ですね。

鍋物料理を完全に放ったらかし調理できるのがすごい。導入すれば、下ごしらえと後片付けだけの自炊が実現しそうです。

ヘルシオ ウォーターオーブン

ヘルシオのウォーターオーブン。こちらは詳しく知らなかったんですが、水蒸気による加熱をすることで、火での加熱に比べて食材が酸化せず、おいしく仕上がるそうです。また「焼く」「炒める」「蒸す」を一台でこなせて、ホットクックと同じく火の管理から離れられる家電。高級なオーブン焼きの機械かと思っていましたが、料理に自動化にこちらも大いに役立ちそうで、「勝間式食事ハック」を読んで興味ががぜん高まりました。

玄米の炊飯器

主食として全粒穀物を推奨しています。

玄米や全粒粉のパンですね。

この本では、玄米が一番美味しく炊ける炊飯器は、象印の「極め羽釜」の鉄器コート版とのこと。象印は比較的、玄米の炊飯に力を入れていて圧力が高く炊けるからだそうです。

炊飯器は、安くても「炊く」という機能が一緒なので、優先度は下がりますが玄米を主食にするならおいしく炊ける方がもちろん嬉しいので、これも要チェックですね。

調味料にこだわる

これは健康本でよく見ますが、食材がオーガニックや極上の食材かよりも、調味料を質の良いものに変える方が健康への効果が高いです。

そして、一食あたりのコストも食材を良いものにするよりも、調味料を変える方が断然安い。ぼくも最近、味噌や醤油などを質の良い商品を通販で買うことに切り替えましたが、味の満足度が高くなりました。

調味料単品の値段は、かなり上がった感がしますが、一食あたりに使う調味料の量もしれていますので、良い調味料へ切り替えることがオススメですよ。

「勝間式食事ハック」では塩として、下の「わじまの塩」があげられています。

重さを計って味付けをする

このやり方は勝間さんの本で初めて知りましたが、全体の材料の重さを計量して、その何パーセントかを調味料の分量として決めて、料理に入れるということです。

塩、醤油、味噌でそれぞれ入れる割合を決められています。

ぼくも実際、野菜のスープや味噌汁で、計量してその量で味付けをして見ましたが、ほぼちょうどいい味でした。

このやり方だと、料理が苦手な人や、料理をしたことない人も簡単にちょうどいい味付けをできそうで、かなり役立ちそうです。

まとめ

「勝間式食事ハック」を読んで、自炊の効率化だけでなく、なぜ健康的な食事を摂るべきか、どうして加工食品が良くないのか、健康的な食事に対する知識も学べる良書でした。

料理や健康的な自炊に自信のある人から、ほぼ外食だけど健康的な自炊を生活に取り入れたい人まで、幅広い人に役立つ本だと感じました。

ぜひ一読をオススメします。

ぼくも自炊を自動化する家電を導入していきます。

料理だけでなく、家事全体の効率化には「勝間式 超ロジカル家事」もオススメですよ。

ぼくは「超ロジカル家事」を読んで、ロボット掃除機を導入しました。

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では、また。