【松本市美術館】草間彌生ゆかりの水玉模様の美術館に行ってきた!

こんにちは、ひなたです。

長野県松本市へ旅行へ行ってきました。

松本観光で、松本城と合わせて気になっていたのが「松本市美術館」。

ガイドブックやパンフレットを見ると、美術館前の大きな花のオブジェが印象的でインパクトあって興味をそそられます。

ということで松本城を見た後に、松本市美術館にも行ってきました。

【長野観光】松本城は黒の五重の天守が迫力で見ごたえあり! 参考 松本市美術館松本市美術館 公式ページ

松本市は草間彌生さんの生誕地

長野県松本市は芸術家の草間彌生(くさまやよい)さんの生誕地なんです。高校卒業まで松本市で過ごされたそうです。

草間さんというと直島にある、水玉模様のかぼちゃの作品のイメージが強いですよね。ぼくも一度現地で見たことがあります。

下の写真は直島で実際に観てきたときのもの。一度見たら忘れられないインパクトがありますよね。

そして草間さんの故郷にある美術館ということで、草間さんの作品の展示はもちろん、美術館の建物全体が草間さんのイメージの水玉模様をたくさんあしらった造りになっているんです。

松本市美術館へは「タウンスニーカー」で

松本市美術館へは、松本駅から出ている「タウンスニーカー」という松本周遊バスでいけますよ。

1乗車が大人200円で、子供は100円。1日乗車券だと500円です。

バスの乗車券としてだけでなく、各観光施設で1日乗車券を提示すると入場料が割引になる施設も多いですから、いろんな施設を回るなら1日乗車券のほうがお得ですよ。

1日乗車券は、バス車内、松本バスターミナル(松本駅前すぐ)、タウンスニーカー乗車場前(こちらは土日のみ?忍者の格好をしてる人が売ってましたよ)で買えます。

参考 松本周遊バス「タウンスニーカー」松本市ホームページ

水玉模様の「水玉乱舞号」

タウンスニーカーには車両の色が何種類かあって、草間彌生さんの水玉をイメージした車両「水玉乱舞号」っていう車両もあるんです。水玉模様のかわいらしい車両ですね。

別名「クサマバス」とも。世界に1台だけの走るアート作品です。

松本駅からは1.2キロほどなので、歩いても十分行ける距離ですよ。

松本市美術館の入館料

入館料金は、企画展の有無で変わってきます。

入館料は以下のとおりでした。

  大人 大学・高校生
入館料(企画展なし) 410円 200円(小・中学生無料)
企画展込の入館料 1000円 600円
注意
企画展によって入場料金が変動する可能性があるので事前にご確認ください。

タウンスニーカーの一日乗車券を提示すると割引が受けられますので、持ってる場合は忘れずに提示しましょう。

松本市美術館入口には特大の華のアート

まず目をひかれるのが、この大きな花のオブジェ。もちろん草間彌生さんの作品で「幻の華」。迫力に圧倒されます。ファンタジーに出てくるような大きな作品を目の前にすると、物語の世界に入ってしまったかのよう。

近づいて見上げるように見るとさらに躍動感と迫力を感じますよ。

美術館側面にも水玉模様がたくさん散りばめられています。

建物の側面の上の方には、草間彌生さんのサインも。

松本市美術館には水玉模様だらけ

入口からの外観だけでなく、内部にも美術館内は水玉模様がいたるところにあります。

廊下だけでなく、自動販売機も水玉模様!

館内は明るく開放感があって、テーブルやベンチでゆっくりと休憩しつつ、じっくり回れます。

企画展の太田南海展を観たよ

今回行ったタイミングでは、松本市出身の彫刻家、太田南海さんの企画展が開催されていました。生誕130年の記念の企画展とのこと。

花咲かじいさんのような物語の登場人物や、実在の方をモチーフにした作品などの彫刻が多く展示されていました。

作品の表情やポーズが生き生きとして、今にも動きそうに感じさせる作品が多かったです。彫像の笑顔がモノというより、写真のような感情を感じさせるものが多かったのが印象的。

南海さんは多才な方のようで、彫刻だけでなく絵画も多くいろんなバリエーションの作品を楽しめる展示でした。

企画展のチケットに写ってるのが、太田南海さんの彫刻作品です。

松本市美術館のコレクション展

企画展の他にもコレクション展もあり、こちらもかなりのボリューム感とバリエーションでした。

草間彌生さんの作品展示

草間彌生さんの作品はどれも大きく、異世界感のあるものばかり。

人間並みの水玉の大きな触手(?)や部屋全体のアート作品など、独自の世界感のインパクトがすごい!

詩や小説も書かれているので、文章ではどんな世界が描かれているのか、どんなことを考えて創作しているのかなど、草間さんへの興味が広がってきました。

自伝も面白そうです。

江の島浮世絵展

江ノ島をモチーフに描かれた浮世絵がたくさん展示されていました。

MEMO
江の島浮世絵展はフラッシュ無しでの撮影は可能でした

松本市と藤沢市が姉妹都市ということで開催されている展示。

藤沢市が収集している江ノ島の浮世絵が数多くあって、江戸時代の江ノ島の賑わいや旅人の様子や周辺に住んでいた人たちの生活感を絵で感じることができますよ。

松本市美術館の施設

ショップやレストランなどの施設も併設されています。

美術品の展示を観ない場合は、入館料無しでショップなどだけの利用も可能です。

カフェレストラン

美術館の中庭に面した場所にあります。信州の野菜を利用したメニューが楽しめるビストロレストランです。

ミュージアムショップ

ミュージアムショップには、展示されてる芸術家の作品写真集や、関連書籍がいろいろあります。

草間さんの作品グッズが多く、作品のミニチュアグッズやクリアファイルやポストカードもありました。やっぱり水玉のカボチャグッズが多く置かれていましたよ。

図書室

閲覧のみですが関連書籍の図書室もあります。興味を持った作者の作品集をじっくり見るのも良いですね。

まとめ

草間彌生さんという世界的に有名な方の作品と、松本市ゆかりの芸術作品を見れて、芸術の分野から松本を感じられる美術館でした。

旅行で来たこともあり、「松本ならでは」を感じられて大満足の時間を過ごせました。

これから旅行される方はぜひ行ってみてくださいね。

では、また!

施設情報

注意
内容は記事作成時のものです。時期によって変更される場合もありますので事前に確認をお願いします。

松本市美術館

参考 松本市美術館松本市美術館 公式ページ
開館時間 9:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は次の最初の平日)、 年末年始(12月29日~1月2日)
観覧料金 大人410円(団体:310円) 大学高校生200円(団体:100円) ※企画展観覧は別料金有り

松本市美術館への周辺アクセス

松本駅から

  • 徒歩約12分
  • アルピコ交通バス 北市内線東まわり[松本市美術館]4分下車 ※土曜休日は午前のみ
  • タウンスニーカー(市内周遊バス)東コース [松本市美術館] 14分下車
 

参考 松本周遊バス「タウンスニーカー」松本市ホームページ

車でのアクセス

長野自動車道松本インターチェンジから車で15分

名古屋から長野県松本へは高速バスが安くて便利!

マップ