【レビュー】キャノンのデジカメ Power Shot G9Xを2か月使って感じたこと、まとめ。

こんにちは。ひなたです。

キャノンのコンパクトデジタルカメラ「Power Shot G9X」を購入して2か月ほど使ってみたので、使ってみて感じたことをまとめてみます。

はっきり言ってめちゃくちゃ気に入っています。これから買うことを検討している人の参考になれば嬉しいです。

MEMO
この記事は「Power Shot G9X(初代)」について書いています。新たに「PowerShot G9X Mark II」も出ています。大きさ、重量は「G9X Mark II」もほぼ同じなので、サイズ感や取り回しの感覚は参考になると思います。
G9Xを買ってすぐにに書いた記事はこちら!
 
G9Xで撮影した画像をまとめた記事も書きました
 
G9Xの9ヶ月目のレビューです
 
G9Xにつけてるネックストラップのレビューです
 
G9Xのバッテリーキット(キャンペーン品)のレビューです
 

G9Xはコンパクトさが最高!スマホ感覚でポケットから出してすぐ撮れる!

 
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このカメラの一番のメリットが、この小ささ!
ポケットに入れておいて、サッと取り出してすぐ撮れる。
ぼくがこのカメラを買った一番の理由です。
 
サイズ感はスマホに近いので、ネットストラップをつけて胸ポケットに入れておけば、シャッターチャンスにすぐ取り出せつつも、かさばらなくていいですよ。
 
レストランかカフェでパッと料理の写真を撮りたい時も取り回しがスマホに近い感覚で撮れます。
大きなカメラがあると違和感や変に目立つシーンでも抵抗なく使いやすいです。
 
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△少し厚みはありますが、ポケットに入る大きさ。
 
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△手のひらに、まるっと入る大きさ。
 
大きさでいうと、幅9.8センチ、高さ5.8センチ、奥行き3.1センチほど。
 
重さは、バッテリーとメモリーカードを含めて、209グラムほど
iPhone6sで143グラム、iPhone6sPlusで192グラムとスマホと同じくらいとまではいかないですが、
体感としては、ポケットに入れてても違和感ない重さです。
 
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△左からiPhone6、G9X、Wi-Fiルーターで大きさを比較。縦横だけで見ると、めちゃくちゃコンパクト!
 
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△厚さを比較。iPhoneやWi-Fiルーターと比べると、やはり厚さはあります。
 
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ネックストラップで首にかけてもストレスないです。
軽いので、ハンドストラップだけで良かったかなと感じるくらい。
 
どこかに持って行く時も、モバイルバッテリーを一つ追加するくらいの重さなので、ストレスになりません。
 
ぼくは一眼レフも持っていますが、持っていくとなると、荷物一つ増えるくらいの感覚なんですよね。
 
なので、写真を撮るだけでなく、歩き回ったり、旅行でお土産買ったりで手持ちの荷物が多い時なんかは
すごくいいです。
 
 
 

G9XはUSB給電ができる!

 
USBでの給電ができるので、専用のバッテリー充電器がなくても充電できます。
スマホと同じでMicro USB端子を差し込んで充電できます。
 
ただしスマホと違って、USBで充電時は、撮影ができません。
そこはご注意を。
 
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△USBから給電中。給電中は、右下のランプが点灯します。
 
バッテリーが切れてモバイルバッテリーで充電しても、充電しながら撮影はできませんので、しばらくそのバッテリーは使えないことになります。
ですので、予備のバッテリーも準備しておくのがオススメです。
バシバシ撮影してると意外とバッテリー残量無くなるのは早いです。
 
カメラ本体でUSB給電できるので、バッテリーを一つは本体に入れて、一つはバッテリー用充電器でと、2つのバッテリーを同時に
充電することもできるのは便利です。
 
Canon バッテリーパック NB-13L
キヤノン
 

G9Xはコンパクトだけど画質がキレイ!

 
一眼レフとまではいかないですが、スマホのカメラに比べるとやはりキレイです。
一眼と比べると少しレンズが暗くて、光が少ないところだと差が出ると感じます。それでもかなり画質はいいです。
 
あとは、スマホだと手ブレしやすいですが、同じくらいのコンパクトさでブレにくくサッと撮影できるのがいいですね。
 
撮った画像いくつか載せてみます。
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G9XはWi-Fiでスマホに転送できるのが便利

 
カメラで撮って、Wi-Fiですぐスマホに写真を転送できるので、カメラの写真をすぐにスマホから誰かに送ったり、SNSに投稿したりできます。
 
以下、手順をざっくり書いておきます。
 
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△まずは専用のアプリをインストール
 
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△画像再生の画面からWi-Fiを起動します。
 
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△デバイスを選択
 
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△Wi-Fiのアクセスポイントが表示されます。
 
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△カメラ指定のアクセスポイントに接続。
 
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△キャノンのアプリを起動。
 
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△送信します。一つでも、複数まとめても送信できます。
 
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△送信中
 
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△完了!!
 
転送速度も思った以上に早くてあっという間でした。
 
パソコンを持ってなくて、スマホをメインに写真管理している人にも使いやすいです。
 
Wi-Fi未対応のカメラで撮った画像が入ったカードを、G9Xに挿して、スマホに送るのもアリですね。
 

G9Xはタッチパネルでピント対象をワンタッチで設定できる。

 
今までのデジカメにあった、十字キーがなくなって、スマホと同じタッチパネルがメインの使いかたになっています。
なので、液晶周辺はスッキリとした印象になってます。
 
あとは撮影中に、液晶に映っている画面で、ピントを合わせたい対象をクリックすれば、自動で合わせてくれます。
すごく手軽で便利でよく使ってます。
 
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△撮影対象が複数ある場合、タッチパネルでピントを合わせる対象を選べます。 
 

G9Xはカラーバリエーションが選べる

 
アウトドア向けや、低価格のコンデジだとカラーバリエーション豊富なんですが、
ある程度の価格以上になると黒一色な感じがありますね。
あまり明るい色だと高級感無くなるからかもしれません。
 
 
黒だけでなく、シルバーもあったのも自分がG9Xを選んだ理由です。
ぼくはシルバーを使っています。
シルバーとブラウンの組み合わせがとても気に入っていますよ。
 

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G9Xは撮影モードが豊富

 
星空モードや手持ち夜景撮影モードなども入っています。
「手持ち夜景モード」は三脚がなくても、夜景が手ブレしにくくてすごく便利です。
 
星空夜景モードは、三脚使用で使います。
 
モードを利用することで、カメラに詳しくなくてもいろんなシーンに対応して写真が撮れますよ。初心者の方やワンタッチでシーンに合わせた撮影モードを使いたい方には良いですよ。
 

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キヤノン:PowerShot G9 X|多彩な撮影表現

こちらの記事に手持ち夜景で撮った夜景をいくつか載せています。

カメラ初心者がキャノンのデジカメ Power Shot G9Xで撮った画像まとめ

G9Xのイマイチな点

 
では逆にG9Xを使っていてデメリットや「イマイチだな」って感じるところです。
 

液晶が可動しない

そのために薄さを実現できていると思うのですが、低い位置の植物を撮るとか、自分が持って撮りにくいものを撮るときは
少し不便に感じますね。
自分はあまり機会はないですが、自撮りや、低い位置の植物や動物を撮るなどの機会が多いなら、可動式の液晶の機種がいいと思います。
 
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可動式液晶は、下の画像のように使える機種です
 
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△ちなみにこちらは、同じキャノンのG5X。G9Xは液晶が固定で稼働しませんのでご注意ください!
 
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△こういう場面では、液晶が可動すると便利ですよね。
 
 
 
 

USB給電中に撮影できない。

G9Xはモバイルバッテリーで充電できますが、スマホのように充電しながらの撮影ができません。充電しながら撮影できればカメラ専用の予備バッテリーを持たなくて良くなるので改善されると嬉しいですね。
 
ですので、モバイルバッテリーとカメラの予備バッテリー両方持って行くことが多いです。
 
Canon バッテリーパック NB-13L
キヤノン
 

コンパクトなので、安定して構えにくい。

完全に好みの問題ですが、かなりコンパクトなので、構えてファインダーを覗いて撮るという感じではないです。
高級コンパクトカメラというカテゴリーですが、シャッターを押すときに「スペックの高いカメラで撮ってる感(?)」が欲しいなら別機種ですね。
 
 

一眼レフに比べるとレンズが暗い。

製品としては、高級コンデジという位置付けですが、やはり一眼レフの方が明るさは感じます。
ぼくは一眼レフのキャノンEOS Kiss X50 も持っていますが風景を撮ると少し暗い場面だと画像の明るさに少し差があるなと感じます。
 
それでもスマホより手ブレなくキレイに明るく撮れるので、気に入ってます。
 

まとめ

G9Xは「機動力」と「写真のキレイさ」のバランスが最高!

 
G9Xを2ヶ月ほど使ってみて、「普段の日常から持ち歩いて思いついたときにすぐ撮りたい」、そんな人にはすごく良いカメラだと実感しています。
フットワーク軽く動きながら、キレイな写真を撮れてすごく気に入っています。
 
基本はG9Xを持ち歩いて、キレイな風景を撮るだけの目的で出かける時は、一眼レフ(入門機)でという使い方をしていました。
最近は、G9Xがカメラ本体のコンパクトさと撮った写真のキレイさのバランスが良いので、一眼レフは持ち出す機会が減ってきました。
 
 
G9Xは高級コンデジという位置付けなので、価格は高めです。発売してすぐ買ったので僕は5万円ほどで購入しました。
 
「値段に見合った性能なのか?」と正直買うときはかなり迷いました。
ですが、画質や扱いやすさを考えるとかなり使用頻度は多くなりそうなので、いい買い物をしたと思っています。
 
G9Xならではのシルバーとブラウンのカラーも気に入ってます。
 
「画質は一定の水準以上」で、かつ「持ち運びやすさ」「取り出してすぐ撮れる手軽さ」を求める人にはとてもオススメのカメラです!
 
では、また!
 

G9Xの使用感(2018年追記)

 
「G9X Mark II」もすでに発売されていますが、G9X(初代)をまだ使っています。スマホはデュアルレンズのスマホを使っていますが、撮った写真を見るとG9Xの方がまだまだキレイに感じます。
 
ちなみに使ってるスマホは「ASUS ZenFone 4」です。
 
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ASUSTek
 
このスマホも手ブレしにくく夜景もキレイに撮れるんですが、「ここぞ」という時にはG9Xが手放せませんし、G9Xへの愛着はまだまだ冷めません。
 
G9X Mark IIへの買い替えも検討していますが、初代G9Xで大きな不満を感じていないのでもうしばらく使う予定です。
 

他にもG9Xの記事を書いています。参考にどうぞ!

G9Xを買ってすぐにに書いた記事はこちら!
キャノンのデジカメのPower Shot G9Xを購入!この軽さ、コンパクトさ素晴らしい!

G9Xで撮影した画像をまとめた記事も書きました
カメラ初心者がキャノンのデジカメ Power Shot G9Xで撮った画像まとめ

G9Xの9ヶ月目のレビューです
キャノン「PowerShot G9 X」を9ヶ月目レビュー!使い続けて感じた高級コンデジの素晴らしさ

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